MENU
トーコンについて
トーコンのサービス
会社案内
採用情報
広報
更新情報NEWS

自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成 Vol.5 人はパンのみにて生きるにあらず!?

5週間ぶりにこんにちは!
座右の銘は『備えあれば憂いなし』。備え命!の中津川です。

今週は、季節外れの大型台風の直撃から始まりましたが、皆様の地域では
被害など無かったでしょうか?
当日の朝、全身雨合羽姿で登場した某社員の姿に、「備え」の大切さを
実感した中津川です。

さて、前回はクレド制定と名札・名刺の配付を行ったところまで
お話をさせていただきました。

今回はいよいよ本題!?の「評価制度の改訂」についてです。

 

皆さんの会社では、どのような評価制度をお使いでしょうか?
各企業様、オリジナル且つ様々なスタイルのものをお使いのことと思います。

さて、トーコンはと言いますと、一体いつから使っているのか定かではないほどの、
古くて、分かりにくい文言が並ぶ、『使えない』考課表を使っていました。

『使えない』というと、とても辛辣に聞こえるかもしれませんが、
本当に『使えない』考課表だったのです(汗)

一体どんな点がダメだったのか挙げてみましょう!
(!マークを付けて勢いよく話すことでもないのですが、、、)

 

  • 第一次考課者(本人)と第二次考課者(上司)との評価点基準が異なっており、ややこしかった
    ⇒一次はS~Dの段階評価、二次は1~20点の点数評価
  • 着眼点が曖昧で判断しづらかった
  • 賞与時には考課不要の「能力考課」部分が、一番項目数が多く、
    昇給時には少ない項目だけで判断がなされていた
    etc.

危ない危ない。入力の手が止まらなくなるところでした(笑)

と、まぁ~とにかく『使えない』考課表だったのです。

社員から不満の声も多く、皆さんの納得度が高まる評価を行うためには、
大幅な修正が必要でした。

 

そこで人財化委員会ではまず、職制定義の見直しと明確化を行うこととしました。

各階層に求める人物像をまずハッキリさせなくては、
どのような軸で評価すべきかも決められませんものね!

 

職制の区分は以下の通りとなりました。

  • 契約社員とは
  • 社員とは
  • 班長(副主任)とは
  • 主任とは
  • 課長(所長)とは
  • 部長とは

 

これまでの自分たちの経験や、またこうであって欲しいと言った思いを文章にし、
繰り返し繰り返し、ひと項目ずつ検討を重ねました。

ここで「社員とは」の項目をチラリとお見せしましょう。

 

『社員とは』

  1. クレドを実践し、他の社員の模範となる
  2. 上位職の指示が無くとも、自己の仕事においてはQCDSを守る
  3. 他の者へ、自己の日常業務の指示・教育を行う
  4. 自己の仕事をより良い状態にするため、常に考え、改善を図る
  5. 自己の日常業務以外の部門内業務を理解し、上位職の指示の下で遂行する
  6. 小さな業務単位におけるリーダーとし、数名の社員への指示・指導を行い業務を遂行する

 

チラリと言いつつ全項目を掲載してしましました(笑)

この様に、他の階層に関しても5~7項目を設定し、
この定義を査定考課表にも掲載することで、
「会社が求めている人物像」を明確にしました。

「自分に求められている役割」がハッキリとしていれば、社員の皆さんの
頑張る基となり、方向性が定まりやすくなると考えたためです。

また同時に、各自が該当する職制だけではなく、
全階層の定義をオープンにすることで、

「自分は主任だから、班長までの定義は出来ていて当たり前なのだな」
「課長になるとこんな事柄を求められるのだな」

といった、気付きや未来像を描く事が出来るようになれば、との思いもありました。

中には「マズイ、、、出来ていない、、、かも、、、」と焦る人も居たかもしれません。

 

んっ?
・・・・・スミマセン。私のことでした(笑)

とにもかくにも、考課項目を決める為に重要となる、「職制定義」が確定しました。
さ~次は各階層の考課項目の抽出・設定です。

 

「マズローの欲求5段階説」によると、一番高次な欲求は「自己実現欲求」であり、
自分の能力を引き出し、創造的な活動がしたい』と思うことなのだそうです。

このような考えを社員が欲するようになるためには、

安定した職場を提供する事で「安全欲求」を満たし、
共に進んでいく仲間を作る事で「社会的欲求」に応じ、
ちゃんと認める・評価することで「承認欲求」に応える必要があります。
「人はパンのみにて生くるにあらず」。
自ら望む方向へ進んでいかずにどこへ行く~!!

 

むむむ。これはなかなかの大仕事です。

社員皆さんの気持ちを受け止め、きちんと「見て」あげること。
「評価」してあげること。

シンプルですが、完璧にやり遂げるのはなかなか難儀な事です。
「難儀なこっちゃな~」とお茶をすすっている場合じゃありません!

さあ、どうする人財化委員会!!
さあ!
さあ!!


次回は、「因果応報とはこれ如何に!?」
どうぞお楽しみに!

お気軽にご相談ください!

お問い合わせはこちらCONTACT US 受付時間:8:30~17:30(土日祝日を除く)

物流請負に関するお問い合わせ 物流請負に関するお問い合わせ

TEL: 0120-105-415 FAX: 045-443-8837

輸出梱包に関するお問い合わせ 国内・輸出梱包に関するお問い合わせ

TEL: 045-349-5825 FAX: 045-349-5835

プラダンに関するお問い合わせ プラダンに関するお問い合わせ

TEL: 045-370-8850 FAX: 045-370-8890