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今こそ作業の見直しを図ろう!トーコンのIT化への道 Vol.9

こんにちは、習志野事業所の大塚です。

野菜作りをする上で一番大切なものは土作り、
土地作りなんて言われています。

言われてみると全くその通りだと納得できるものでして、
なるほど野菜は土から栄養を受け取ってすくすく育つわけですから、
野菜の種をまくより前に土を立派なものにしなければ、
美味しい野菜は育たない、ということですね。

最近は薬液で育てるバジルなんてのもありますが、
一般的な農家さんで言いますと、やはり土の畑でしょう。

やる気と気合があれば大根は岩の中でも育つしキノコは竹から生えてくるんだ!
なんてわけにはいきませんね。

岩の中や岩の上、そんなところで育つのは苔くらいでしょうか。

 

まあ野菜の種類によるとは思いますが、ざっくりと調べたところ――

  • しっかりと根が張れること
  • 通気性と排水性がよいこと
  • 保水性、保肥性にすぐれていること(排水性と両立できるの?)
  • 適度な酸性であること
  • 清潔であること
  • 異物が交ざっていないこと(小石が交ざってると大根が芸術的な形になるんですよね)
  • 微生物が多く含まれるここ

なんて辺りが良い土、土地の条件だそうですね。

土に酸性アルカリ性があるなんて初めて知りましたが、
適度な酸性といっても野菜によってはph7ph6.5という、
ほとんど中性に近い弱酸性のマイルドな土が良いという野菜がいたり、
いやいやもっとピリっとしたph5らへんの土がいいよなんていう芋がいたりして、
まあ農家さんは大変なこと大変なこと。

「なあゴメン、僕ホウレンソウとかダイコン育てたいんだぁ。
土、弱酸性にするからね」

なんて農家さんがうっかり言おうものなら、

サツマイモ「んだとぉ!?ビオレママにでもなるつもりかよ!」

ジャガイモ「んだんだ!オラたちはもっと味の濃い土じゃねえと育つ気が起きねぇんだ!」

と、臍を曲げてしまうんですね。

そんな我が儘言ってないでちゃんと美味しく育ってくれよぉ!
なんて言う人は農家には向いていないので大人しく転職しましょう。

土のphを巡る農家と野菜の仁義なき戦い……
そこにどこからともなくやってくるヨモギやドクダミといった野草も加わり、
「いつの間にか畑にローズマリーが生えてたよ、やったぜ今夜はステーキだ」
なんて嬉しい事もあったりしながら、
農家さんは土地の手入れに今日も苦心しておりますが、
これは野菜を人に置き換えても同じことでしょう。

その人その人によって理想的な環境は違って、やれ寒いだの暑いだの、
上司の指示がうるさくて堪らんだの、
全然指示くれなくて放置されてるっぽいんですけどぉ~
マジチョベリバ~なんてテンデンバラバラ。

勝手に頑張る人もいれば適当にやってる人もいたりして、
人を育てるのは野菜を育てるよりも難しい感じがしますが――

 

――昔々ある事務所に、不真面目な部下Aと真面目な部下B、
そして二人の上司であるKの三人がおりました。

不真面目な部下Aはほどほどに、真面目な部下Bは必死に働き、
上司はのんびりしておりました。

ある時、部下Bが疲労困憊していたので、
上司は仕事に余裕がありそうな部下Aを呼び出して、
Bの仕事の一部を割り振ったところ、部下Aは満面の笑みで言いました。

「おおBよ、もう疲れたとは情けない。
上司Kさん、このワタクシめが今まで以上にがんばりましょう、
任せてください!
(心の声:仕事増えたじゃないかー!)」

 

事務所に戻った部下Aは、このままでは八時間みっちり、
働かなければならなくなるため、
少しでも楽をする方法はないかと全知全能のグ○グル先生に訊ねます。

A「Hey Gogle。伝票のフォーム、
入力するセルが全部離れてて一々セルをマウスでクリックしなきゃならないんだよ。
エンターキーかタブキー押すだけでパッと移動できるようにならない?」

グ「名前の管理という機能を使えばええんや」

 

A「シートの名前を特定のセルと一緒に出来ない?」

グ「シートの名前をセルに反映させることなら関数で出来るぞなもし」

 

A「晩御飯どうしよう」

グ「ささみに片栗粉まぶしてこんがり焼いてクックドゥのエビチリソースかけろ」

 

A「三十くらいあるシートをさぁ、シート名の若い順に並びかえる作業がくっそダルいんだよね」

グ「 こ の マ ク ロ を 使 え 」

 

マクロ?

What is MAKURO ?

 

部下Aは、このとき初めてマクロというものに出会いました。

マクロとはなにかが分からないまま、
グ○グル先生に言われるがままにエクセルを操作し、
VBAコードをコピペするだけのインスタントマクロを作成した結果…………

なんとなんと、今まで十数分かけていたシートの並べ替え作業が、
たったの一秒で終わってしまったではないですか。

SUGGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!

 今まで十分十五分かけていた作業が、ICHI BYOU DE!

 

驚き桃の木山椒の木とばかりにマクロの凄さに気付いた部下Aは、
引き続き二つ目のマクロの導入を決意します。

以外と面倒くさいあの作業を自動化すればさらに楽できるぞと野心を燃やし、
グーグル先生と相談しながら初めて自分の力で作り上げた便利マクロ……それは、

 

「一つ右のシートを開く」マクロ。

Sheet1,Sheet2,Sheet3と並んでいたとして、
Sheet1を開いてる時にマクロを使うと、
あら不思議、いつの間にかSheet2が開かれているではありませんか。

 

マウスでやれば済むような簡単なことでも、
自作のマクロが理想通りに動くというのは嬉しいものです。

部下Aは喜び勇んでもう一度マクロを発動。

Sheet2からSheet3に移動しました。
更にもう一度マクロを使うと……なんとエラーしてしまったではありませんか。

なぜ? どうして? 

今までは問題なく動いていたのに!?

 

さあこうなるともう大変。

もともと大した知識がないので、何が分からないのか分からない状態。

最初からエラーするならともかく、二回は正常に動いていたのに!

仕事なんかそっちのけでエラーと奮闘している部下Aの姿を遠目にみていた上司Kは、
仕事しろと怒るでもなく、一人のんびりし続けていました。

いざとなればもっとBに働かせりゃいいやと思っていたのです。

 

数日が経ったある日の昼下がり、部下Aは遂にエラーする原因に辿り着きます。

A「謎は解けたよ。ワトソン君」

K「ワトソンて誰?」

A「Sheet3の右にシートが無いんですよ。だからエラーしてたんです」

K「へえ、すごいね。それで?ワトソンって誰?」

A「つまり右にシートが無い時の処理を書き足せばいい……。
こんな時は条件分岐を使えってグ○グル先生が言ってました」

K「ねえ、ワトソンって誰」

 

そんなやり取りをしながら部下Aは書き直したマクロを実行します。

Sheet1からsheet2sheet2からsheet3へは問題なく機能し、そして問題のSheet3

――――Sheet3の次に現れたのは、Sheet1。

K「おおー!凄い!ドラクエのあれだ!
マップの右端に行くと左端に出るやつだ!
え、なにこれどうやったの!?もう一回やってもう一回!」

 

部下Aは達成感で感動し、上司Kは楽しそうにはしゃいでいます。

さあ、こうなるとマクロは二つじゃ終わりません。

まず部下Aは上司K公認の時間を使って、
自分の仕事の大半をマクロで自動化しマクロの知識を会得していきました。

続いて上司Kの命令で様々な難しいマクロを作っていき、
それがいつしか大きな一つのシステムが出来上がっていくのですが、
その先の話は、次回以降にまたご紹介いたします。

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