良い組織風土が会社を変える!トーコンの風土醸成術 Vol.58【千葉 物流請負】
- 2024/06/12
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実践トコログ良い組織風土が会社を変える!トーコンの風土醸成術
こんにちは。
第六期拓未会の会報担当の大塚です。
諸子百家の中で一番琴線に触れたのは『老子』です。
拓未会はざっくりいうと『社内の風土を良くしよう』運動をしています。
風土を良くするために、現在拓未会ではA・I・Sカード運動、社内イベント、他、
様々な活動を計画したり実施したりしています。
しかしこれがまた難しい。
この活動は本当に風土向上につながるのか?という疑問が常について回りますし、
風土が向上する活動をしたからといってその効果は一時的なものに過ぎなかったりします。
そこで、一度立ち止まってよく考えてみます。
『風土を向上させる』ってことはどういうことなのか?
実は『人の行動や習慣を向上させる』ことなんですよね。
会社の風土を創っているのは人なんですから。
会社に所属している人がポジティブな行動やポジティブな考え方をすれば
おのずと風土は向上するでしょうし、
逆にネガティブな言動が目立てば風土は荒廃していくでしょう。
……ということは、『風土を向上させる』ためには会社に所属する人がポジティブな習慣を持ち、
ポジティブに行動するように働きかければいいわけですね。
なんとなくどんな活動をすればいいかの方向性が見えてきました。
が、それを実行するのは難しいですね。
ここで、よくもともとの意味とは違った使い方をされる『性善説』の解説をしましょう。
なぜ? それは『風土を向上させる』活動に大いに関わるからです。
みなさん性善説の意味を知ってますか?
「人の本質は善いもの」←この回答だけだと50点です!
もうちょっと正しく説明するなら(詳細は長くなるのでざっくりと)
「人の本質は善いものなんだけど徐々に悪くなったり衰えたりしていくから、
善が大きく育つように働きかけ(教育し)続けましょう」
なんですね。
余談ですけど性悪説のほうは
「人の本質は悪だけど働きかけ(教育し)続けることによって善になるよ」という話なわけで、
どちらにせよ人の性質は教育によって善い方向へすすみ、
それを止めると徐々に悪いほうへと動いていくんですね。
性善説、性悪説、もっと詳しく知りたい方は『孟子』と『荀子』を読みましょう。
閑話休題。
性善説はまさに『風土を向上させる』問題に当てはまります。
過去の拓未会で何らかの活動やイベントをしたその直後は風土が向上したように見えたのに
しばらくしたら元通りになった……という話をよく聞きます。
AISカードも最初こそたくさん提出されていたけど、提出数はだんだん右肩下がりに……。
AISカード強化月間を開催すればその時だけ提出されて翌月にはゼロに……。あるあるです。
性善説的に考えれば、それはひとえに働きかけを止めてしまったからに他なりません。
何をどう働きかけ続けるべきなのか……。
これを考え実行するのが拓未会に与えられた使命なんですね。
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