安全・安心な職場環境づくりの道しるべ Vol.36【神奈川 物流請負】
- 2025/08/27
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実践トコログ安全・安心な職場環境づくりの道しるべ
こんにちは。川崎事業所の遠藤です。
今年の夏も本当に暑いですね…。
一部では40度を超える記録的な高温となったところもありました。
なお、9月も厳しい残暑となるようで
ほとんどの場所で30~35度を超える予想も出ているようです。
7・8月を乗り切り、油断したところで熱中症にならないよう
皆様も十分にお気を付けください。
さて熱中症の話の続きとなりますが、
令和7年6月1日から熱中症の重篤化を防止するため、
労働安全衛生規則が改正されました。
この改正で「WBGT(暑さ指数)28度以上または気温31度以上の環境下で、
連続1時間以上または1日4時間を超えて実施が見込まれる作業」に対し、
以下の内容が義務づけられています。
①「熱中症の自覚症状がある作業者」や「熱中症のおそれがある作業者を見つけた者」が
その旨を報告するための体制整備及び関係作業者への周知。
②熱中症のおそれがある労働者を把握した場合に、
迅速かつ的確な判断が可能となるよう以下を整備・周知する。
「事業場における緊急連絡網・緊急運搬先の連絡先及び所在地等」
「作業離脱・身体冷却・医療機関への搬送等熱中症による
重篤化を防止するために必要な措置の実施手順の作成及び関係作業者への周知」
詳しくはこちらをご覧ください。
これらの義務化に対し弊社は以下の4つの対応を進めております。
①各現場に温湿度計を設置し、WBGTを見える化。
②事務所、現場にて「熱中症発覚時の対応方法」「応急処置のフロー図」
「緊急連絡先」ポスターの掲示。
③朝礼時に本日の気温、WBGTに基づく熱中症の危険度の連絡。
④現場リーダー、管理者による定期巡視による体調確認。
さらに昨年に引き続き、「飲み物の支給」「空調服の配布」「冷風機・扇風機の設置」などの
対策も継続して実施しております。
現場主体である我々としては年々増していく夏の暑さは
永遠の課題といえるかもしれません。
「安心安全な職場環境づくり」のため、
これからも「何も変えないことが一番悪い」をスローガンに
少しでも働きやすい職場環境を実現していければと思います。
~物流請負のトーコン 神奈川、千葉、埼玉、静岡~
トーコンではお客様に合わせた柔軟な物流請負サービスの他に、
プラダン(プラスチックダンボール)の加工・製造・販売業務も行っています。
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