トーコン新語 Vol.14『目標フォロー』【千葉 物流請負】
- 2025/10/01
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実践トコログトーコン新語
日中はまだ暑い日もありますが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなってまいりました。
秋風が心地よい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
このような時期は油断をして体調を崩しやすいのでお気をつけください。
さて、今回は2015年1月から今も継続している「目標フォロー」について、
私が感じている事も含めてお話いたします。
この活動は10年間にわたり毎月1回、全事業所を回りながら、
当時の社長(現会長)と執行役員Kさん主導で続けられてきました。
社員一人ひとりの成長を促す上で、非常に重要な取り組みとなっています。
この取り組みは、目標を立てて達成度を評価するだけでなく、
目標達成に向けた過程そのものを深く掘り下げることが特徴です。
まず、参加者は自身の目標設定方法や計画立案方法を学びます。
これにより、あいまいだった目標が具体的になり、行動計画が明確になります。
さらに、計画通りに進まなかった場合の振り返り方法を習得することで、
失敗を次への糧にする力が養われます 。
このプロセスは、上司の支援策や周囲を巻き込む方法と連動しており、
困難に直面した際も一人で抱え込まず、他者の協力を得ながら解決に向かう姿勢を育みます 。
この一連のフォローを通じて、社員は自律的に考え、行動する能力を身につけ、
内発的な成長が促されます。目標達成という成功体験は自信となり、
次の挑戦への意欲につながっていると感じています。
また、目標フォローを通じて、育成される側のメンタル面にも良い影響が生まれます。
目標設定から計画、そして振り返りまでの一連のプロセスで、
社長や執行役員が伴走者として支援することで、
部下は「見守られている」「サポートされている」という安心感を得られます 。
特に、計画がうまくいかなかった時の「振り返り」は、失敗に対するネガティブ感情を乗り越え、
建設的に物事を捉え直す機会になっているようです。
だからこそトーコンの社員は、困難な状況でも前向きに取り組む姿勢を
育むことができているのでしょう。
このように、目標達成に向けた具体的なスキル獲得と同時に、
心理的安全性が確保されることで、部下は安心して挑戦を続け、
持続的な成長を実現できるのです。
現在は会長が一人で全事業所を回り対応しています。
やり方に多少の変化があるようですが、
目標フォローは、スキルとメンタル面の強さの両方を育てることで、
社員の自律的な成長を促す、まさに一石二鳥の取り組みだったのだと
今更ながらに感心してしまいます。
ですよね・・・会長!?
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プラダン(プラスチックダンボール)の加工・製造・販売業務も行っています。
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