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『生きるための仕事?仕事の為の人生?』

こんにちは。
横浜金沢事業所の石川です。

今日は真面目にコラムらしいことを書き綴ろうと思います。

昨今ニュースで大手企業の過労死の問題が取り上げられています。
私はそういう類のニュースを見る度、
亡くなった方や遺族の心情を想うと悲しくなると同時に、
そこまで追い詰めた企業の体質に憤りを覚えます。

あまりにも人命が軽んじられていると感じますし、
火消しに躍起になっている企業の場当たり的な対応を見ると、
自社の社員が亡くなったにも関わらず、どこか他人事のようにさえ感じます。

それがどんな有名企業で影響力があろうと、自社の社員を大切に出来ない企業など、
徹底的に淘汰されるべきだと思いますし、
これを機に日本全体として是正されることを望みます。

よく、「自殺に追い込まれる前になんで仕事を辞めないのか」という声を耳にします。
かくいう私もそう思ってました。それについては
「死ぬくらいなら仕事を辞めれば」が出来ない理由
という漫画を見て気付かされました。

その漫画は、その気もないのに危うく自殺しかけたという、
作者の実体験を基に描かれています。
検索エンジンでタイトルを検索すれば簡単に読めますので、
非常に短い内容ですから、ぜひご一読頂ければと思います。

先日「自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術」という著作を購入しました。
まだ読み途中なのですが、内容でとても印象的だったのは、
自衛隊のきつい訓練を最後まで乗り切れるのは弱音を吐く隊員が多く、
反対に愚痴一つこぼさない隊員が急に折れてしまう可能性が高いということでした。

皆さんは仕事の弱音や愚痴を吐けていますか?
どこかで弱音を吐いたら負けだと思って自制していませんか?
特に男性の方、
「男が弱音なんて・・・」というつまらないプライドが邪魔していませんか?

勿論職場内でネガティブワードを言うことがはばかれる人もいるでしょうし、
それを職場で言う事が周囲にとってプラスになるとも限りません。
そんな時は家族、恋人、友人・・・
誰でもいいので話せる人を作って下さい。

そして自分自身も、誰かにとっての「弱音を吐ける人」になってあげて、
そのシグナルを見逃さないであげてください。
最悪の結果になる前に、必ずシグナルは出ています。

生きていくためには仕事は必要不可欠です。
ただ、その仕事に文字通り殺されてしまうようなことがあれば本末転倒です。
どうか『仕事の為だけの人生』にはならないよう、くれぐれもお気をつけ下さい。


横浜金沢事業所
石川

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